日常

気づいたら熱意がなくなってた頃の話(前編)

こちらのブログでは前職の話をあまりしていなかったので、今回はそこについて書こうと思います。
正直、あまり綺麗な話ではないです。
先にフォローしておきますが、今回ネガティブな事を話してしまうけれど職業のこと自体は嫌いになっていないし、
やりがいのある仕事だと思います。

僕は中学の頃、ほとんど学校に行っていませんでした。

高校も、卒業に必要な出席日数だけはなんとか満たしていたものの、勉強もほとんどしていなくて、将来のことも全然考えていませんでした。
(今思うと、ほんとにやばいと思います。)

卒業してからも少しの間は何もせず、いわゆるニートみたいな状態で過ごしていました。

周りに急かされて、ようやく「このままだとまずいな」と思い始めた頃には、選択肢もだいぶ限られていて。
そんな中で、友人の父親が歯科技工士として働いていることを知って、その職業を初めて知りました。

「専門学校に行けば資格も取れるし、安定した仕事にも就けるらしい」
当時の自分にとっては、それだけで十分な理由でした。
(多分この頃も流されるまま、あんまり自分の意思もなかったかもしれないです。)

アルバイトをしながら学費を貯めて、高校卒業から2年後に専門学校に入学しました。
入学してからも、深夜のアルバイトで生活費を稼ぎながら、睡眠時間を削ってなんとか勉強して。

ただ不思議と辛くはあったけれど楽しくやってました。
(ずっと眠くはありました。)

それでもなんとか卒業して、国家資格にも合格することができました。
人柄や熱意を評価していただいて、県内でも比較的大きな企業に内定をもらうこともできました。

入社した当時の自分は、かなりやる気に満ちていました。
とにかく会社にとって必要な存在になりたい、認めてもらいたい、という気持ちでいっぱいで。

始発で出社して終電で帰る、みたいな生活も多かったですが、一緒に頑張っていた同期にも恵まれていたので、なんとか食らいついていくことはできていました。

数年経った頃、実力を評価していただき、役職も任せてもらえるようになりました。
「ちゃんと見てくれている人がいるんだな」と思えて、素直に嬉しかったです。

ただ、そこから少しずつ状況が変わっていきました。

自分の部下になったのは、自分より年上の先輩ばかりでした。
それぞれいろんな経験をされてきた方たちでしたが、
会社に対して諦めているというか、「ただ働いているだけ」という状態の方も多くて。
(いわゆるお局様みたいな感じです。)

不満を口にすることは多いけど、前向きに何かを変えようとする感じではなくて、
誰かを批判する時だけ少し元気になる、みたいな空気がありました。

当然、上司である自分もその対象になることはあって、
直接攻撃されることはもちろん、
それ以外の時も愚痴や噂話を聞かされたり、後ろ向きな言葉を受け取ることも増えていきました。

自分に仕事を集めて飲みに行ってしまう人たちもいました。
そういう光景が、いつの間にか当たり前になっていました。

会社を良くしたいと思って動いている自分と、
「もうどうでもいい」と思っているような周囲との間に、
どうしても埋められないギャップがありました。

メンバーの中には自分の半分くらいの稼働で、自分より多く稼いでいる人もいました。
それを知ったときに、なんとも言えない感情になったのを覚えています。

そこから少しずつ、
「自分には実力がないのかもしれない」
という考えが強くなっていきました。

新卒の頃に持っていた熱意も、気づけばかなり薄れていて、
いつの間にか、自分も周りと同じような思考に引っ張られていることに気づきました。

ネガティブな感情の元ただ目の前の業務をこなすだけの人間になるのも嫌だし、
あの空気に完全に染まってしまうのも嫌だし、
でもどうすればいいのかも分からなくて。
考えた結果、僕は
「他の企業でスキルアップしたい」
という理由をつけて、会社を辞めることにしました。
(完全に綺麗な辞め方ではなかったです)

当然実際はスキルアップというよりも、
その環境から逃げたかった、という方が正直なところだと思います。
そのまま、逃げるように実家に戻りました。

後半に続きます。